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新型インフルエンザが猛威を振っています。
ワクチンも開発されていますが、希望する人すべてに行きわたるだけの量は作れない状況です。個人で出来る予防法や罹ったかなと思ったときの対応を知っていただき重症にならないよう注意をしておくことが大切です。
☆ 新型インフルエンザの症状は?
「症状チェックリスト」
重要ポイント : 以下の3つがそろうことがインフルエンザの特徴です。
◎ 地域内でのインフルエンザの流行・・・現在東大和市でも流行しています
◎ 急激な発症 ※前触れとしての鼻水やせき、くしゃみなどが続くことなく、急に高熱になって気づく
◎ 38度以上の発熱、悪寒
要注意ポイント : 重要ポイントの他にも次のような症状があればインフルエンザを疑いましょう。また鼻水・せき・くしゃみなどのいわゆる風邪症状もほとんど同時かやや遅れて現れます。
◎ 関節痛・筋肉痛
◎ 倦怠感・疲労感
◎ 頭痛
◎ 寝込む
上記のような症状がみられたらなるべく早く医療機関に行ってください。どの医療機関でも診察を受けられます。ただし、他の人にうつさないために、受診する前に電話をし、受診の時間や受診方法を確認してマスクをして受診してください。医療機関がわからない場合は下記の発熱相談センターに電話をして指示を受けてください。
発症48時間以内であればウイルスの増殖を抑える薬が効果を発揮します。
健康な人のほとんどは罹っても軽くすみますが、時に重症になる場合がありますので気をつけてください。
重症になりやすい方とは、以下のような方々です。
慢性呼吸器疾患のある人、慢性の心臓病の人、糖尿病の人、腎機能障害のある人、ステロイド内服などによる免疫機能不全のある人、また妊婦さんや乳幼児、高齢者も症状が重くなりやすいので注意が必要です。このような方はかかりつけ医に前もって相談しておくことを奨めます。
☆ どのように感染するのか?
通常のインフルエンザと同じで、せきやくしゃみに含まれるウイルスを吸い込む「飛まつ感染」とウイルスの付着した手で口・鼻・目に触れることによる「接触感染」が考えられています。
口をふさがずにせきをすると周囲2mにウイルスが飛びます。また素手で口をふさいでせきをした場合、その手でドアノブや机、鉛筆などに触ると他の人がそこを触って感染を起こします。せき、くしゃみをする時はティッシュなどで口・鼻をふさぎ、使ったティッシュはすぐにゴミ箱に捨ててください。
☆ 予防方法は?
◎ 人混みに出る時はマスクをつけて
◎ こまめにうがい手洗いを
◎ 充分な栄養と休養
◎ 不要不急の外出は避ける
☆ 熱がさがったら外出は?
新型インフルエンザは熱が下がってもしばらくの間は感染力があるので、熱やせき、のどの痛みなど症状が始まった日から7日目までは外出しないよう心がけてください。
☆ 新型インフルエンザ相談センター
平日:月曜日〜金曜日 午前9時〜午後5時
TEL 042−524−5171 東京都多摩立川保健所
上記以外の時間帯:平日夜間(午後5時〜翌日9時)、土・日曜日、祝日
TEL 0570−03−1203(ナビダイヤル)
TEL 03−5977−5638(PHS,IP電話をご利用の方)
聴覚障害の方:東京都保健医療情報センター(ひまわり)で24時間受付
FAX 03−5285−8080
外国人の方(Information service for foreigners)
TOKYO MEDICAL INFORMATION SERVICE HIMAWARI
TEL 03−5285−8181
参考文献:長崎大学名誉教授 松本慶蔵先生作成「症状チェックリスト」
厚生労働省HP 厚生労働省からの通達
国立感染症研究所 感染情報センター
東大和市 新型インフルエンザ情報
東京都感染症対策本部資料